NHKがなくなった場合の問題点をあげて、これに反論してみたいと思います。

1 高校野球、相撲、オリンピックなど、これまでNHKが放送していたスポーツ番組が見られなくなる
2 国会中継、選挙時の政見放送が見れなくなる
3 民間放送だけになってしまうと、収益優先のテレビになってしまう
4 フェイクニュースが歯止めなく生まれ、事実と虚像の判断が困難になるリスクがある
5 日本の国益が守られる放映上の仕組みが崩壊する


【1 高校野球、相撲、オリンピックなど、これまでNHKが放送していたスポーツ番組が見られなくなる】

無題


NHKが高校野球や相撲の放送から撤退したなら、他の媒体が放送するようになります。ダゾーンなどで放送するようになるでしょう。ダゾーンは有料ですが、NHKも有料ですから。

そもそも、野球や相撲などの娯楽スポーツ番組を公共放送で流す必要があるのでしょうか。昭和の時代なら、公共放送が国民の元気を醸成するためにスポーツも放送するという意味もあったでしょうが、今の時代は多くの有料スポーツチャンネルがありますから、公共放送が特定のスポーツを囲い込んで放送する必要はないでしょう。


【2 国会中継、選挙時の政見放送が見れなくなる】

国会中継は、政府がインターネット審議中継というのをすでにやっています。
政見放送は著作権フリーですから、ネットでいくらでもあげられます。


【3 民間放送だけになってしまうと、収益優先のテレビになってしまう】

NHKも視聴率優先の番組があるのではないでしょうか。NHKの朝ドラ、大河ドラマ、紅白、などは、月額1310円の受信料のための言い訳的な番組になっているのではないでしょうか。

  NHK受信料額表
契約種別 支払方法 月 額 2か月払額 6か月前払額 12か月前払額
地上契約 口座・クレジット 1,260 円 2,520 円 7,190 円 13,990 円
継続振込等
1,310 円 2,620 円 7,475 円 14,545 円
衛星契約 口座 ・クレジット
2,230 円 4,460 円 12,730 円 24,770 円
継続振込等 2,280 円 4,560 円 13,015 円 25,320 円


そもそも収益優先のテレビだけになったとして、何か問題があるのでしょうか。

収益優先でないテレビこそが真実を伝える、などと信じるとするなら、ちょっとおめでたい感じがします。収益優先でないマスメディアの中枢が真実を知っている、ということが前提とされています。この前提は何によって保障されるのでしょうか。


【4 フェイクニュースが歯止めなく生まれ、事実と虚像の判断が困難になるリスクがある】

案外と事実と虚像の判断は困難にはならないものです。
昔ファミコンが流行った時、大人たちは、子供たちの頭の中でゲームの世界と現実の世界との区別がつかなくなってしまうのではないかと心配したものです。しかし仮想と現実を取り違えるような子供はほとんど現れませんでした。

時は流れて、「ェイクニュースが歯止めなく生まれ、事実と虚像の判断が困難になるリスクがある」、などと心配する大人が現れるようになりました。

ファミコンもフェイクニュースも仮想と現実を区別するシステムを破壊するようなことはありえません。

ただ何かの権威に寄り掛かって物事を判断するような人は、NHKのような権威がなくなったらこれまでの判断の基準を失って困惑するでしょうし、日ごろから自分の頭で考えるような習慣を持つ人は、これまで通り全体の整合性によって仮想と現実とを区別し続けるだろうという、二つの傾向があり続けるだけです。


【5 日本の国益が守られる放映上の仕組みが崩壊する】

NHKは無駄な視聴料を国民から徴収することによって、日本の経済的な国益を棄損しています。国益が守られている放映上の仕組みなるものがあるとしても、それは経済的な国益との釣り合いの上に成り立つものです。現状は、二つの国益は釣り合っていないのではないでしょうか。


【結論】

NHKは視聴料を払わない人にはスクランブルをかければいいのです。スクランブルをかけることによって、NHKはあるべき姿に向かって縮小していくでしょう。

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