【「NHKから国民を守る党」台東区議会選挙の場合】

2019年3月17日投開票の台東区議会選挙に、立花孝志(敬称略)率いる「NHKから国民を守る党」公認の掛川あきなり氏が立候補しています。

直近の西東京市議会選挙で、「NHKから国民を守る党」の候補は最下位ながら一人候補者を当選させていますから、今回の台東区議会選も、当選が有力なのでは、と推測します。
(後記 当選しました)


「NHKから国民を守る党」になぜ勢いがあるのか
無題


立花孝志の主張というのは、

「NHKを見ないのならNHKの受信料は払う必要がない」

という一点です。

しかしこれだけだと、「NHKから国民を守る党」は奇妙な主張を掲げる泡沫政党になるのですが、立花孝志はYouTubeを起点に、NHK受信料不払い世界観みたいなものを主張します。

曰くですね、

「NHKは日本的既得権益社会の象徴的存在だから、まず最初にぶっ壊さなくてはならない」
とか、
立花孝志はNHKをぶっ壊すという正義の前では死ぬ覚悟である」
とか、
「お金持ちになりたい人はお金を儲けて死んでください。立花孝志はNHKをぶっ壊すという正義の前で死にます」
とか、
一つの主張を連呼するというのではなく、NHK受信料不払い世界観を前面に押し出すというやり方なのです。



立花孝志という人物はあやしい?】

「NHKをぶっ壊す」と叫ぶ立花孝志は、なんとなくあやしい感じはします。
そして彼は、いかにも女好きの脂ぎったオジサン的なところがあります。じっさい立花孝志のYouTubeを見ていると、ちょいちょい男好きするような女性を登場させたりしています。

いまは「美人司法書士」加陽麻里布さんなる女性がお気に入りみたいです。

しかし思うのですが、女性に興味のない男性というのは存在するのでしょうか?
もちろん存在はするでしょうが、女性に興味のない男性のパターンとして、

男性に興味のある男性
男性にも女性にも興味のない男性

の2パターンになりますが、
「男性に興味のある男性」の場合は、それは個人の性向ですから自由です。
「男性にも女性にも興味のない男性」の場合は、その人の精神活動のレベルが下がっているでしょう。躁うつ病の薬を処方されると、よくこのような状態になります。

ですから、女好きの男というだけでは何の問題もありません。
ただ立花孝志の場合、

「女性とよろしくやりたい」

という願望が、

「NHKをぶっ壊す」

という主張より優先されるようになってしまったら深刻な問題が発生する、というだけです。
立花孝志に、そのような兆候はまだないです。


【四月の統一地方選に向けて】

台東区議会選挙は、四月の統一地方選の前哨戦という位置づけになります。
「NHKから国民を守る党」から台東区議会選挙に立候補している掛川あきなり氏が、どれほどの得票を取って当選するのかというは注目です。

掛川あきなり氏の得票が都民ファーストや国民民主党の候補より多ければ、
四月の統一地方選前に政党を乗り換えて立候補しようという人たちが多く現れてくるでしょう。

めんどくさいことがないのならNHKを見ないのでNHKの受信料は払いたくない、という有権者は、特に人に多いでしょうから、
立花孝志のエネルギッシュな活動により「NHKから国民を守る党」の知名度さえ上がれば、統一地方選もかなり期待できるのではないでしょうか。


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