今年に入って、このブログでアフィリエイトを始めました。ブログで稼ぐというのが流行っているというのを、遅ればせながら聞きまして。


ここです。

半月たって儲かっているかというと、これが全くダメ、ゼロ円です。

半月で判断できるというものでもないでしょうが、広告クリックでさえ4回しかないです。

このブログは月4000ページビューぐらいなのですが、半月の2000ページビューで4クリックですから。
よく考えると、個人ブログの広告からカニとかケーキとか、普通買わないですよね。私でも買わないです。
このブログは古典作品のレビューとか思い出日記などの内容なのですが、古典作品の解説を読んで、じゃあ古典作品を買おうかとか、なかなかならないだろうと思うんです。
坂口安吾を今読みたいと思ったら、私だったら「青空文庫」で読んじゃいますから。

これね、ブログを読んでもらって何か買ってもらおうとするなら、その商品に特化した記事を狙って書かなくてはいけないだろうと思うに至りました。
そして、商品購買を狙った個人記事なんて、これを楽しんで面白く書くなんていうのは、そうとう難しいですよ。

そう思ってネットの海を見てみると、個人ブログっぽいのでも、テンプレ広告記事があふれているのに今更ながら気が付きました。
何でもいいのですが、例えば、

夏目漱石 名作

で検索すると、

【夏目漱石で読んでおくべき名作10選】

とかのペラペラテンプレ記事がズラーと並んでいます。
夏目漱石を実際に読んだ人の感想って、これは分かってしまうものです。キミは夏目漱石を10作も読んでない、と断言できるレベルのテンプレ記事です。
こういう記事はグーグルの検索上位を狙って書かれていて、アマゾンリンクが点々と張られています。

さらに、多くの検索上位は無味無臭のレベルで、個人がアフィ狙いで書いているというより、何らかの企業体が参入しているのではないかと推測できます。

個人でのアフィブログは狙わない限り無理だし、狙ったとしても難しいでしょうな。

でも、狙ったブログは書いていてもつまんないですよ。使ったこともない、そして使いたくもないような髭剃りのレビューを書くとか、苦行です。
あと、ネットからいろいろな記事を拾ってきて、アフィブログの体裁を整えて稼ぐ、というのは可能でしょうが、それでは完全に副業ですし、利点といえば一人でできるという事ぐらいです。
私、別にコミュニケーション障害でもないので、あえてそこまでしようとも思わないですね。

えらそうなことを言っても、6000インプレッションで4クリック、報酬ゼロですからどうしようもないのですが。