オリンピックのボランティアを定員を決めて募集していることについてなのですが、これって企業が社員にサービス残業を期待するところのメンタルと変わるところがないですね。

社会全体が成長しているような時代、すなわちバブル崩壊以前の日本にはサービス残業もしょうがないみたいな雰囲気は確かにあったのですが、これって未来のために今の自分を投げ出すみたいなもので、ちょっと今の時代にはそぐわないのではないかと思います。

バブル崩壊から20年ぐらいは、成長しないの?アレ? みたいな感じだったのですが、10年ぐらい前から、経済が成長しないことを前提で人生を考えなくてはならない、みたいな雰囲気になってきたと思います。そこら辺のニーズをとらえたのが安倍政権でしょう。

安倍政権支持層のメンタルというのは、社会の中で没個性的な歯車でかまわないから自分の居場所を確保したい、というものでしょう。このようなメンタルにリベラル左翼が、

「あなたはあなたらしさを出して!」

なんて言っても大きなお世話なんですよね。
ボランティアであなたがあなたらしく、なんて嘘くさく響いてしまう。
どうしようもないんですよね。

このような状況を自分に引き付けて解決しようとするなら、ささやかでもいいので何か面白いコンテンツをボランティアに付随させればいいと思うのですが、リベラル左翼のおじさんおばさんというのは頭がカチカチで、くそまじめな正論しか言わなかったりしますから。