封建制の存在した地域が近代に入って先進国になるという論理が存在する。西アジアや中国のように巨大帝国を形成した地域は、近代において周辺に押しやられ、ヨーロッパや日本は封建制を採用していたので産業革命に成功したという。 カラ谷もこの論理を採用している。 簡単に考えてしまうと、日本は江戸時代に封建制を採用したがゆえに明治以降に先進国への切符を手にしたという、日本スゲーみたいな話になる。さらには封建制を体験していなければ先進国になれないという、正直よくわからない論理を展開する人もいた。 実際はどうなのだろうか。 ふつうに考えれば、巨大文明の辺境に存在した社会は、文明の恩恵は蒙るけれども文明そのものに対するこだわりは少ないので、より強力な文明が現れた時に方向転換がしやすいということだけだろう。 中国は本物かもしれない。スゲー成長力を眼前に現してきた。日本のはるか上をかましてきた。あのアメリカとガチンコ貿易戦争一歩手前という。 かつて日本が日中戦争と対米戦争の両面戦争を戦ったというのが、なんだか不思議な感じがするようなレベルになってきた。