映画の前編だという。 この話、ちゃんと収束するんだろうか。  中学生がクラスメイトが2人死んだから、クラス裁判によって真実を明らかにしようという。純真な中学生の物語だね。裁判で真実が明らかになると信じているところが美しい。  これの後編があるという。ツタヤで借りてきて、まさに目の前にある。 でも、前編だけを観て、後編をいろいろ推測するのも楽しい。  普通に考えると、中学生チンピラはセーフで、そのチンピラに虐められていた女の子が怪しい。怪しいというか、そもそもこの「ソロモンの偽証 前編」において、謎というのは、虐められていた二人組みの女の子の太った方がなぜ死んだのか、死んだのは交通事故なのだけれど、なぜ泣きながら雨の日に道路を横断したのか、ということだけだろう。  トータルで考えて一つの仮説がありえる。 最初に自殺した男の子は、チンピラに虐められている女の子に同情して、自分は自殺するからそれを他殺としてチンピラに罪をなすりつけろと女の子に話して自殺した。女の子は少年の指定どおりに、チンピラが少年を殺したという怪文書をいろいろばらまくのだけれど、相手にされないと。だから、チンピラの家に放火したと。それで、女の子の友達のデブはその計画を知って泣きながら帰る途中、車にはねられたと。  このあたりではないかなと思う。  裁判であまりにも殺伐とした事実が確定してしまって、みんなガッカリするというのが結末ではないかなと思う。  全く適当に推測してみたけれど、これはこれで楽しいよね。やりようによっては、もっと細かいフラグを拾うことで、友達とワイワイ推理することも可能になるだろう。