「ドンキホーテ」って岩波文庫で全6巻なんだね。 1巻400ページとして、トータル2400ページというのだから、これはかなりだよ。1600年ごろのスペインの小説。1日で300ページほど読んでみたけれども、細部は近代小説とそう変わらない感じだけれども、大きい枠組みで観察すると、近代小説は収束する物語だけれど、ドンキホーテは拡散する物語だ。 話が拡散するから、いくらでも書けちゃうというのがあるかもしれない。  結構面白いので、2400ページは読めちゃうと思う。ハイデガーの「存在と時間」3.4巻と交互に、1ヶ月ぐらいかけて読んでいく予定。