ウチの次男は小学5年の男の子なのだけれど、学校で大きいほうを漏らしちゃったというんだよね。トイレに駆け込んだのだけれど、間に合わなかったらしい。昭和育ちの私としては、これ、かなりまずのではないかと思った。私の子供のころなんて、学校のトイレで大きいのをすることすら、かなりの冒険だったから。いわんや漏らすをや、だよ。子供に聞いた。  「漏らして大丈夫なの?」  「だいじょうぶってなにが?」  「まあ、例えばさー、漏らして虐められるとかそういうことない?」  ここで彼は150キロのストレートを投げてきた。 「ぎゃくにきくけどサー、うんこもらしたからって、なんでいじめられなくちゃいけないの?」   これには参った。空振り三振だよ。逆に聞くけどサー、というすばらしいスピンまでかかっていて、とても打てる気がしない。  どうなんだろう。 子供のころの私が弱かったのか、昭和という時代が酷かったのか、今の時代は進歩してあるのか、次男がただ強いのか、どうなんだろう?