朝の8時に起きてみる。子供達に朝ごはんを作ろうと思って台所に行った。卵焼きが二切れ皿においてあった。 妻が弁当でも作ったのかと思って、「ママー」と呼んでみてもリアクションなし。そういえば、昨日小学5年の次男の子供バスケの試合についていくと妻が言っていたような記憶がある。ママの寝室をのぞくと、妻も次男もいなくて、小学2年の次女が一人で寝ていた。あらかわいいと思って、次女のほっぺたをこすると、寝返りをうっちゃってまたかわいい。そういえばと、千葉のほうで小学低学年の女の子を殺したオヤジが逮捕されたことを思い出す。こんなかわいい女の子を殺すなんて許せんと、怒りをあらたにする。  昨日うどんを買っていたので、鍋にお湯を沸かしてだしを入れて、油揚げとさつま揚げとキムチとうどんと卵ともやしを入れて蓋をした。10分ぐらいぐつぐつやった。 高校2年の長女を呼んだ。「今日は塾に行くんだから、早めに起きてご飯を食べたらいいんじゃないの?」と声をかけた。長女はのそのそ起きてきて、うどんを食べて、塾に行く用意を始めた。私は残りのうどんを食べて、自分のベッドに戻って本を読む。「未開社会における性と抑圧」という本。私の仕事は、ただのトラック運転手だ。このような本を読んでも何の利益にもならない。小説とかエッセイとか馬鹿馬鹿しくて読む気にならないから、結局専門書っぽいところに吹き寄せられてしまうのだろう。1時間も読むと眠くなってくる。お昼寝だ。  気持ちよく寝ちゃったという。  昼の1時ごろに目が覚める。  小学2年の娘に昼ごはんを作らなくてはいけないと思いだす。  お兄ちゃんの声が聞こえる。長男は大学生で二十歳だ。年頃の男の子だからということで、近所にアパートを借りてやっている。たまに帰ってきてご飯とか食べている。  観察するところによると、長男と次女はお腹がすいているっぽいので、近くのスーパー、歩いて3分のスーパーに何か買いにいくことにする。あいつらの昼ごはんは寿司でいいだろうと、300円の「ねぎとろ細まき」を買う。子供二人だから、二つ買おうかと思ったのだけれど、結構入っているから一つでいいなと判断した。足りなければ、切り餅でも焼いてもらえばいいよ。  夕食の食材も買う。妻も4人の子供も、朝ごはん昼ごはんはいい加減なのに、晩御飯はガッツリ食べる。  スーパーを巡る。思いを思う。例えば、鳥の胸肉って安いよねって思う。100グラム68円というのだから、これを美味しく食べられたらかなり有利だな。胸肉1キロ買って、料理の仕方は後でクックパッド検索だ。ちょっといくと、いわしがあった。いわしって捌くのがメンドクサイのだけれど、もう捌いてあるヤツが売っている。5尾入って300円。捌いてあるなら楽だよね思って、いわしパックを買い物かごに投入。となると、胸肉1キロというのは多すぎるだろう。胸肉500グラムを売り場に戻す。家に帰る。長男と次女が寿司を食べ始める。 どんどん食べてなどと言いながら、私はベッドに行って本を読み始める。いつの間にか寝ている。起きたら5時だ。クックパッドで鶏の胸肉の調理法を調べる。片栗粉でもつけて揚げればいいだろう、と考えていたのだか、たたきにして卵と調味料を混ぜてナゲットにするという料理法が1ページに2件も出ている。胸肉って、そのまま揚げちゃうとぱさぱさしちゃうのかなと考えてしまう。しかし、鶏肉をたたくのはメンドクサイよねとも考える。しかしクックパッドのレシピの下に、「鶏肉をたたくのは案外簡単ですよ」 などと書いてある。あっそうなの、と簡単に信じる。簡単なら今からやっちゃおうと思い、即実行。実際やってみて、確かに胸肉はたたきにはたたきにはしやすいだろうとは思う。しかしやりながら、たたくぐらいなら最初からミンチを買えばよかったのではないかと思ったりした。 今ココ。