私は子供のころから本ばかり読んできた。歩き読みも30年のベテランだ、最近歩きスマホが危ないなんていわれているけど、危ないのは歩き読みの訓練が足りないからだ。まずもって画面に集中しすぎだ。二割ぐらいの意識は外界に配分しないと。うつむき加減ではなく、真っ直ぐ画面を構えたらいい。  あと人ごみの中での歩き読みは、人の後ろを歩くのがいい。前の人が人ごみを掻き分けてくれるから、自分は比較的画面に集中できる。カップルの後ろとかが割合オススメだ。あいつらは二人分、人ごみをかき分けてくれるから有能だ。ただちょっと歩くのが遅いという難点がある。ベストは体格のいい男の後ろだろう。人ごみをかき分ける能力も十分だし、歩くスピードも満足できる可能性が高い。まあこんな感じで、様々な人を利用して、歩き読むわけだ。  冬場は暗くなるのが早いから、歩き読みには厳しい季節。夏場にも問題はある。暑くて、汗で本が濡れちゃうんだよね。  やっぱり読書は秋。読書の秋。もしくは春。