ノバレーゼがポラリスというファンドにTOBされた。株価は800円ぐらいだったのだけれど、ポラリスは1944円の公開買付け価格を提示した。私はノバレーゼを200株持っていたので、                          「公開買付けに関する意見表明のお知らせ」                                    というのが送られてきた。今回はこれを熟読してみた。                                   ノバレーゼTOBにいたる経緯というのは簡単だ。ノバレーゼの創業者で大株主で社長の浅田というのが会社を売りたいとおもったら、ポラリスというファンドが現れて、早期に1944円という買付け価格を提示したのでそれに同意したというもの。ただ株式会社ノバレーゼによると、浅田氏の伝達によってノバレーゼはフィナンシャルアドバイザーのレフコなる会社に依頼して公平な選定プロセスを実施し、その場において候補者のうちの一つであるポラリスが再び1944円という公開買付け価格を提示したので、当社はこれに同意したというものだ。レフコはノバレーゼの適正価格まで計算しているがご苦労さんだね。正直レフコとかいらないのでは思うのだけれど、大人の世界には手続きというのがあるのだろう。                                         このポラリスというファンドは、SFPダイニングを再生している。サムカワフードを買収して結局クリエイトレストランツに売却している。実績もあるし優秀ではあるのだろう。今回ポラリスはノバレーゼを高値で買収して、どうするつもりなのか。                                                          手元の文書にはこのようにある。                                               ア 不採算店舗の改善                                                     イ 新規出店の加速                                                       ウ 周辺領域への事業拡大                                                  エ 海外展開                                                           これだけだと漠然としていてよく分からない。不採算店舗の改善といっても、現状赤字続きの高級レストラン部門で儲けをだすというのは簡単ではないと思う。海外展開といっても、これは中国を想定していると思うけれども、そもそもが中国と日本との結婚式事情って違うのではないか。日本での結婚式ノウハウが中国で生かせるかどうかは全く未知数だと思う。                                                 この文書の後半にノバレーゼの見解として、以下のようなことが書いてある。                     イ 同業他社の買収等の活用による店舗網の拡大                                    エ 海外展開の実現可能性の調査.検討                                          海外展開に関してはトーンダウンしている。だが同業他社の買収というのはちょっと突っ込んだ発言だと思う。買収の価値のある同業他社とはどこだろうかというのは、ちょっと考えてみる価値があると思う。