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ここ10年ぐらいで日本は変わったと思う。何故変わったのか? それは中国が経済成長したから。それまでの日本は守られていた。他の国の事を考えなくてもよかった。アメリカやヨーロッパを自分の都合のいいように解釈しておけばそれですんだ。しかし中国の成長で突然に他者というものが現れた。様々な反応があるだろう。中国はまだまだだとか、中国は結構イイヤツだとか。

しかし大事なことは他者が存在するようになったという事。

他者が存在するようになって自分のことが分かるという事がある。今こそ自分とはなんなのかということを考えるべきだ。すなわち日本とは何かということを考えるべきだ。

沖縄が中央の指導に従わないからといって沖縄県知事を叩く人がいますが、それどうなんだろうって私は思います。
現在の日本の領土が古の昔から日本であったなんていうことはないと思うのです。明治維新以降、沖縄、台湾、朝鮮、と日本化されていきました。太平洋戦争の敗戦で台湾と朝鮮は日本から離脱しました。しかし沖縄は辛うじて日本に踏みとどまってくれました。これを当然だと考えるのか、ありがたいと考えるのか。
日本という概念にも中心とか周辺とかというサブ概念があると思うのです。例えば東北地方というのはもちろん日本ではあると思いますが、西日本や関東より遅れて日本に参加した地域であるだろうとは思います。本当に現代日本の全地域は一枚岩の完全無欠な日本なのでしょうか。遅れて参加した東北に欠陥原発を押し付けたなんていうことはなかったでしょうか。
日本というのは徐々に形成されてきて、互いが互いを思いやる事によって日本の外延の枠組みが維持されていると私は考えます。日本の神様がここからここまでが日本だといったからそれが日本だなんていう意見は支持できない。沖縄が日本にとどまるという選択をしてくれているのですから、善意には善意で答えるという話し方があっていいと思います。
何が最低って、善意に悪意で応える事ほど最低のことはない。これは右とか左とか言うのではなく、それ以前の話です。

今までの日本の枠組みが当たり前ということはない。私は人のことをあまり馬鹿とか言いたくはないのだけれど、沖縄が日本であって当然だなんて考えるのはちょっとスローすぎるのではないか。沖縄県知事に対してひどい言葉を考えつく脳細胞があるのなら、その能力を真に日本のために使うべきなのではないか。