未婚率がここ20年ぐらいで急速に上がっています。何故なのでしょうか?

日本において結婚というのは、女性にとってかなりコストのかかるものになっています。多くの世帯では子供が出来ると女性は会社を辞めて3年から6年ほど育児に専念します。そして子供が大きくなるとパート等の補助的労働者として社会復帰します。

普通に考えればこれはひどい話です。大学まで出た女性が40にもなってアルバイト生活だなんて。大学で学んだスキルはどこに消えてしまったのでしょうか。
20年位前までは、女性の幸せは結婚して子供をつくること、なんていう母性愛を強調する論理が横行していました。母と子の心のつながりというのは近代以前もあったでしょうが、明治以降特に戦後、この母性愛が極度に強調されるようになってきます。母性愛が近代に作られたものであるのなら、女性が結婚に対してリスクとリターンを計算するようになったとしても、私は倫理的な問題はないと思います。

女性が結婚をコストが高いと思うようなればこれを避けようとします。当たり前の話です。では、男はどうすれば結婚できるのか?

1 女性のコストに見合う高年収を得る
2 女性のコストをその許容範囲まで下げるよう確約する。家事育児の分担などで、女性がその知的レベルにふ   さわしい収入を得られるようにサポートする
3 若くてバカな女を騙す
4 イケメン

3の若くてバカな女を騙す、というのが男にとって一番魅力的なのですが、この技は男性も若いうちしか使えない。男性が若い女性が好きなように、女性だって若い男性が好きですから。
4は宝くじみたいなもので、夢を見るのはご自由にという感じです。
現実的なのは1と2ですが、誰でも出来るなんていうものではないです。とくに2を目指すのなら自分の精神構造を変えるという苦しさを伴なうこともあるでしょう。

結婚の目的というのは、ぶっちゃけて言ってしまうとほとんど「子供をもつ」ということです。このような現代の状況になってくると上野千鶴子の言うとおり、子供とは「高級品」というべきものです。子供の可愛い時間を真剣に味わう。
電車に乗ると、休みの日など子供を抱いているお父さんがいるでしょう? 彼らは黄金の時間を味わっているのです。子供のいない人には決して味わう事のない時間を。