昔はマルクス主義のみが世界をトータルで語る論理だったらしいですが、今はウォーラスティンの「近代世界システム論」というのがあるのです。

この世界でよろしくやっていこうなんていう人が大半だと思うのですが、私なんかはこの世界の仕組みなんていうのが子供のころから気になってしょうがなかったです。何で自分はこうなんだろう、何で世界はこうなんだろう、とおもって、自分なりにいろいろ考えてきたのですが、サッパリ分からない。周りの人間は自信満々に私に喋りかけてくる。こいつらはよほど世界の秘密を知っているのかと思って話を聞いてみても、結局何も知らない。こんなことは言いたくないけど、お前は馬鹿かと。俺も何も知らない馬鹿だけど、お前らはそれ以上だよ。

そんな時に、「近代世界システム」


この世界には頭のいいヤツがいるんだな。マルクスを越えて世界を語ろうというのだからすごいよ。世界の内側から世界を知るというのはとても難しい事なのに。この近代世界システム論を使っていろんな開放論理が展開されるでしょう。

15年戦争なんていうも、こんな事を言うとなんなのですが、システムの結果というか、日本が中国を侵略してしまってのも世界システムの結果というか。
日本はそんな悪い国ではない。悪意に凝り固まった国というわけではない。でも、世界の流れに逆らってまで、普遍の善意を主張できるほどの強い国だとも思わないです。何らかの枠組みがあってそれが悪くない枠組みなら、自然と受け入れてしまうなんていうことはよくあることなのではないでしょうか。

結局常識を超えて精神的に強い国はなかった、そんな当たり前のことを認め合っていくしかないです。